2011/01/30 逃げても追いかけてくるもの

20代の頃、IT業界に幻滅してました。
仕事の量は多くて、遊ぶ時間がほとんど無く、
これが定年まで続くのかとか、40歳の誕生日を迎えられないんじゃないかとか、
そのような危機感を抱きました。


実際に、体を壊したりもしました。




で、なるべく楽な仕事につくようにと、30代からは、「単なる酒代・遊び代・他仕事以外(イベントなど)で使う費用稼ぎ」の為と割り切って働くようになりました。




その結果、どうなったかと言いますと・・・・・・。
却って仕事の幅が拡がってしまったのです・・・(苦笑)


結果は出せないものもありましたが、技術営業とか技術サポート、社内ヘルプデスクなんてのもやりました。
WEB2.0や携帯電話、ミドルウェアなど、技術的な能力も20代の頃より拡がりました。




当時は、悩んでいた事もありましたが、ある意味、「ITから逃げようとしたら、ITに追いかけられて、絡みとられてしまった」のかなと思います。


また、一部の会社では、ITエンジニアではない方々ともご一緒に仕事をする機会に恵まれ、開発ルームのタコ部屋に篭っていた頃とは違った刺激を受けました。


20代の頃より技術力も向上しノウハウも積みましたが、上には上がいるのだと、しっかりと認識させられたのが昨年です。
慢心は禁物です。



これも、30代に入ってから、正社員としては4社、派遣社員としては5社にお世話になっておりますが、
それぞれの現場の方々と出会えたご縁とご指導ご鞭撻のお陰かなと思います。
また、そういった会社に出会える機会を与えてくれた派遣会社の営業さんや人材紹介会社の営業さんのお陰であるとも思います。



これからも、年がら年中、サクラ舞い散る研究所の中で、たまに紅茶を口にしつつ、ペンギンやインディアンと一緒にサンバを踊りまくる日々が続くと思いますが、
もはや、ITからは逃げられないと腹を決めてます。



だって、いくら逃げても追いかけてくるんですもん・・・・・・(苦笑)




しかし、20歳の頃には「プログラムなんてしたくない!」なんて、当時の友人のI君と喧嘩別れしたのに、今や、こんなアリサマですよ。
人生ってどう転ぶかはわかりませんね^^;



また、マイミクの方の中には、お仕事が忙しい中、なんとかかんとか都合をつけつつ、表現活動をされている方もいらっしゃり、その方々のタフさには感嘆するとともに勇気を頂いております。
ありがとうございますm(_ _)m